「下色段階の研ぎ」について

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    下色段階の研ぎ」について

今週は美品を作る為に当社ではとっても重要な工程の一つ「下色段階の研ぎ」についてよくご依頼者様から「えらくきれいな仕上りですね。」とのお言葉頂きます。
(自分で言ってちょっと恥ずかしいですが・・本当の美品を知って頂いていろんな選択の判断材料にして頂きたいと思って書かせてもらいます)

これには、作り方のいくつかの理由があります。その一つがこの「下色段階の研ぎ」工程

写真のピラーは今回ご依頼頂いているデリカD5で、表面にシボがあるPP素材です。
いつものごとく表面のシボの研ぎ作業から始め、下処理剤(サフェーサー)で平滑にする研ぎは行ってます。

その上で2枚目からの写真のように下色(ピアノブラック)+クリアーをいれて乾燥後、再度研ぎを入れています。

理由はこの段階で表面を平らにすれば、この後の工程柄入れとカラークリアー、保護クリアーを入れた時に下色のピアノブラックが深みと色を鮮やかに見せ、その上の柄と合わさることで柄の立体感が出ます。

皆さんがご存じのピアノブラックも色の種類だけでピアノブラックには見えません。
表面が平滑であってはじめてピアノブラックの深み感が出ます。
平滑でないとただの黒の光沢有りになってしまいます。

同じ理由で当店では、一部の簡易仕上を除いてHE-HB以上の仕上げではこの作業を行っています。

水圧転写で柄入れ前の軽い足付け(表面に軽く傷をつけてとまりをよくする作業)をする事はあってもここまで手間をかける事はあまりありません。

ご依頼者様には見えない工程ですが、やるかどうかで最終の仕上がり感がかなり違うので当社にはとっても必要な作業です。

少しマニアックな内容になりましたが・・来週間に合えばこの施工品の完成品を掲載します。この大きさ・立体形は当社以外では柄入れをお受けしないと思いますので・・

シーズクラフト株式会社 JAC施工事業部
マネージャー 久松 靖佳
http://seedscraft.com

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