イージーグラフィックス施工 / シーズクラフト㈱ JAC施工事業部




パーツの形状に合わせて柄が入る水圧転写フィルム


フィルム写真

このフィルムは、水に溶ける透明フィルムの上に特殊なインクを印刷したものです。 専用のインクのみを溶かす溶剤を吹き付けると固形のインクがある一定時間、柔らかくなります。 水に溶ける透明なフィルムが柄を崩さない台紙の役割をします。

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水面に浮かべると固いフィルムが徐々に水面の波紋に反応するほど柔軟性をもったフィルムに

インクのみを柔らかくする溶剤を吹き付け後、水面に浮かべると数十秒の間に柔軟性を持ったフィルムに変化します。

この簡単に見える一連の作業は、実は非常にデリケートな作業で、
溶剤の塗布量、均一性、溶剤塗布から水面浮かべまでの時間等の条件が少しでも変わると柄の伸び方、柄伸び適正時間・柄密着性などに敏感に影響します。

その他にも水温・気温・湿度によっても溶け方が変わり、その見極めと精度が職人の腕の見せ所になります。

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下色を塗ったパーツを上から沈め、柔らかくなった柄をパーツに水圧で押し付けて密着させます。
パーツに下色を塗るのはフィルム柄と下色が合わさってカーボン柄を構成するからです。 例えば写真のようにピアノブラックの下色と柄のシルバーが重なってカーボン柄になります。
パーツの形状通り入るのは水面のフィルムが想像以上に柔らかくなっており、水がパーツを抜ける流れと 同じ動きで柄がパーツにひっついていきます。
写真では、パーツをただ沈めているだけに見えると思いますが、フィルムの溶け具合を職人の経験で 見極める事と水の流れによる柄の入り方を事前に想像する必要があります。
パーツ沈めのベストタイミングは、10秒ほどで刻々と変化する為、かなりシビアで 柄がきれいに入るかどうかに大きく影響します。施工者によって柄入りの出来が変わるのはこいった事からです。

パーツつけこみ写真

柄が入ったら透明なフィルム部分をお湯に20分程つけて溶かし、手洗い後、乾燥→塗装します。
パーツをお湯に漬け置きしておくと透明フィルム部分は徐々に溶けてなくなります。
細部にこの透明フィルムが残るので目視しながらパーツ1点1点えを手洗いし 透明フィルム部分を完全に除去します。
その後、水分をブローでしっかり除去し、乾燥させ色つきのクリアーや保護クリアーを入れます。

キャスト完成品

耐久性・耐光性は純正パーツ同様。
当社が行っている「水圧転写方式」は、車メーカーも内装パネルの木目柄等に多く採用されている方式 なので、柄の色が極端に褪色したり、剥がれたりすることはありません。
又、当社が使用する保護クリアーは国内でもTOPクラスの高品質クリアーなので 紫外線防止・美観もかなり優れています。
さらにメーカー品に比べ1点づつ手作業で行うので大量生産では出来ない色合いの表現や質感を ご依頼者様のご要望に応じてカスタマイズすることができます。


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